モンブラン万年筆は、8月に入手したボルドーショパンで2本目になるが、
1本目であるメカニカル面でとても面白いボエームがカートリッジ専用であるため、 モンブラン純正のカートリッジインクを入れて使っている。 これまでに「ミステリーブラック」と「ミッドナイトブルー」の 2種類を使った事がある。 ところがこれが、うっかり2日程 何も書かずに(使わずに)いると すぐインクが粘度を増してしまい、2日振りの書きはじめからしばらくは インクが濃くてベトッとしており、なかなか乾かない。 書いてから1時間ほど経っても、うっかり書いた面を触ってしまうと手が汚れ、 折角書いた手紙が汚れたりする。 持ってる万年筆はすべて毎日、数文字であっても必ず使っているが、 たまたま仕事の帰りに稽古に出掛けて帰宅が遅くなったりして、 1文字も書けない事があると、このボエームだけはすぐこのような状況に。 エラソ〜にしてるブランドのクセに根性ないな(ーー; パイロットのインクが入ってるショパンの方も試しに2日放置してみたら、 2日振りでもちゃんとスルスル書けた。 モンブランの万年筆にモンブランのインクが合ってないんじゃないか?という 疑問が沸いた。 ボエームのカートリッジを綺麗に洗浄し、注射器で別のブランドのインクを 注入して使ってみる事にする。 これでもし、2日放置してもスルスル書けたら、 「モンブラン万年筆にモンブランの純正インクはあまり合わない」 あるいは、 「モンブランのインクは粘度が高くて固まりやすい」という事が 証明されるようなものだ。 (私の持ってるボエーム自体に元々不具合があったとは考えにくいので。 ちなみにショパンの方にモンブラン純正インクのバーガンディレッドを、 とも考えたけど、このような不具合を考慮して、やめた) こうして色んなペンとインクの相性とかを日々 使いながら発見出来るのも 楽しみのひとつだし、それを万年筆オペラ歌手仲間たちと共有出来るのも 楽しみのひとつであります(^^) #
by mikale
| 2016-09-28 14:38
| 万年筆とか文房具とか
先月、お盆の頃にヤフオクで、かねてから探しに探してたモンブランの
Meistertück 145ショパン(ボルドー)を 「試し書き程度の中古(新品同様、キズ無し)」で、 発売当初の定価よりも安く出品されていたのを見つけた。 その時点で「残り時間あと1日」。 どうせ入札してもすぐ高値更新されちゃうんだろうな、と思いつつ ちょいちょい眺めていたが、誰も入札者がいない。なんで?? いつも「キズあり。中古」のショパンが出てもすぐに高値更新されちゃうのに。 これ、新品同様だよ?誰も入札しないの(@@;? もしかして出品者がアヤシい人として有名…とか?? …しかしその出品者さんの評価を見ると、2000近くもの数で「とても良い出品者です」 という評価が。「悪い出品者です」はゼロであった。 むむぅ〜… なんで誰も入札しないんだろう?? ってことで、取り敢えず私がダメ元で入札してみた。 … 翌日、パソコンを開けるとメールが。 「おめでとうございます!あなたが落札しました!」 … は(@@;??? ホント(@@;??? というワケで、なかなか「新品同様」では手に入らないボルドーショパンが ウチにやって来ました(>▽<)!! (って、8月の話だけど) 万年筆オペラ歌手女子会仲間達に報告すると、うち1人が 「良かったですね! そうなんですよ、お盆と大晦日はヤフオクは落札時なんです。 皆さんお忙しい時期なので、オークションどころじゃないんでしょうね。w」 と教えてくれた。なるほど〜〜〜!! (世間の皆さんがお盆でお忙しい時に暇だった私って…。w) このボルドーショパンの出品者さん、なるほどとても丁寧な手書きのメモが添えられており、 包装もとても丁寧で、品物も本当に無キズ(拡大鏡でよ〜〜く見た!)で、 新品同様もいいところでありました。本当に良い出品者さんでした! んで、「届いたらこのインクを入れよう!」と決めていた、 ドクターヤンセンのMozartというボルドーのインクを入れた。 (ショパンにモーツァルト。w) ボルドーや赤系のインクは粘度が高く、固まりやすいので 毎日ガシガシ書く(ペンからインクを流し出す)事や、 インクが無くなったらかなり丁寧に洗浄しなければならない事を承知の上。 このMozartインクは、過去にヴィスコンティのオペラに入れて使った事があり、 洗っても洗ってもペン先の付け根にボルドーのカスが固まってた前科がある。 今回のショパンも気をつけて眺めつつ書いてたけど… やはり具合がよろしくない。 いい色のインクなのに惜しいなぁ。 愛読してる万年筆雑誌『趣味の文具箱』のインク特集で調べ、 ボルドー系のインクの、出来るだけ粘度の低いのを探してたら、 ちょうどそこへパイロットの色彩雫の「紅葉」という、オレンジに近い紅色のインクを プレゼントしてくれた人がおり、それを入れてみたら… ものすごく良い感じ!インクフローもMozartの時より断然イイ(>▽<)!! ということで、今後このショパンには「紅葉」を入れて使う事にしました。 ただ、この「パイロット 色彩雫(iroshizuku)」インクは 以前カランダッシュの万年筆(エクリドール)に入れて使ってた時に ペン先の付け根とコンバーターが錆びてしまって修理に出す、という事があった。 カランダッシュの店長さん曰く、パイロットと どこそこ(忘れた)のインクは 酸性に近いので不具合を起こしやすい、との事。 以来カランダッシュには純正のカランダッシュインクを入れている。 もう入手が不可能に近い or 高くて二度と買えない万年筆には 極力そのブランド純正のインクを入れる事にしているが、 このショパンには色彩雫でスルスルよく書けているので、 洗浄をこまめにする事にし、様子を見ようと思う。 #
by mikale
| 2016-09-28 14:11
| 万年筆とか文房具とか
去年のシャンソン・フランセーズも台風直撃だったが、
今回も台風で、お越し下さったお客様にズブ濡れの方が多くいらっしゃり、 我ら出演者一同、申し訳ない気分でした。 台風の中、お越し下さいましてありがとうございました m(__)m 去年は男装させられ(意外と私もノリ気でやりましたが)、 今回はメイド服にウィッグ姿(前半のみ)で出演。 ピアニストで企画構成主催者である田中知子さんのアイディアは計り知れず。w お客様も笑い有り涙有りでとても楽しんでくださいました。 やってる我々もとても楽しく歌わせていただきました。 アコーディオンのえびさわさんが入ってくださった事で よりシャンソンっぽい雰囲気になったし。 この舞台に乗って本当に良かった! 来年はどんな会になるのだろうか??? #
by mikale
| 2016-09-20 23:59
| 音楽のこと
いよいよ来週となりました、
「シャンソン・フランセーズ4~クラシック歌手によるシャンソン・ショウ"愛しかない時"」! 昨夜はアコーディオニストのえびさわなおき。さんも参加しての通し稽古でした。 チケット残りわずかです! 笑いあり涙あり(今回は涙率高めかな?)、ミラーボールも回るショウ…… そして、何といっても今回の最大のテーマは、パリとニースで起きたテロ事件へのオマージュです。 ご覧になりたい方は、お早めにご連絡ください。 2016年9月20日(水) 19時開演 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール 全席自由:3600円 ピアノ&企画:田中知子 アコーディオン:えびさわなおき。 ソプラノ:大津佐知子、佐橋美起、清水菜穂子、中島佳代子、橋本美香 メゾソプラノ:田辺いづみ、三橋千鶴 バリトン:根岸一郎、和田ひでき 尚、去年は男装をした私ですが、今回は男装はありません(笑) そして、大先輩方を前にして一番前で寝そべってエラソ〜な私ですが、 ピアノの田中さんに 「橋本さん、前で寝そべって!」 と言われたのでこのポーズで撮影しました(^^; #
by mikale
| 2016-09-13 14:22
| 音楽のこと
男児のピアノの生徒さんは昔から何人もいたけど、
ここ数年は2組の兄弟がレッスンに来ており、 いずれもとても個性的で面白い。 K家の兄の方はジャズドラマーとしての腕前が幼少期からプロで、 他人の家の事ながらバークリーにでも留学させてしまえばいいのに、なんて 思ったり(^^; つまりそれほどの腕前なのだ。凄い…。 ピアノの方は、というと やはりジャズっぽいリズムの曲の方が 弾いてる姿が生き生きしている。 弟の方は兄よりはノーマルで、ヴァイオリンも習っており オットリしている。我が道を行くタイプだ。 もう1組、H家の兄弟は、兄の方が人見知りで優しすぎる性格。 ちょっと弾き間違うと 「あっ!!… (絶句)」 とフリーズしてしまい、 間違えた事が罪のようにビビってしまうタイプ。 プロだって間違えるし、間違える事は悪い事じゃないんだよ、と 励ますんだけど、私が何か言うだけで怖がってるんじゃないかとさえ 思ってしまう…(^^; 彼が弾いてる時に次の生徒さんがやってくると、もうビビってうろたえてしまう。 この子がいざ運動会となると徒競走(懐かしい響きだ!)では激走、 俊足を披露するんだから驚きだ。 人には得手不得手があるという事をそのまんま見せつけてくれる兄であります。 弟の方は、弾き間違えると 「ああ、も〜〜!さっきまで弾けたのにぃぃ!! ほんとだよっっ!ちゃんと弾けたんだよっっ!もう一回最初から弾くよっっ!!」 とイライラしながら自己申告しつつ最初から弾き始める。w 間違えると自分で許せないらしく、怒りながら最初から弾き直す。w でも、どんな曲でも楽しそうに嬉しそうに弾く姿を見ると私も嬉しい。 幼児の生徒さんからご高齢の生徒さんまで、 日々楽しませていただき、私も学ばせていただいております。 #
by mikale
| 2016-07-20 12:00
| 個人的なこと
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