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東京インターナショナル ペン・ショー 2018
万年筆女子会メンバーより、

「東京インターナショナル ペン・ショーというイベントがあるよ!」

と訊いた!!行きたい!!!
でも万年筆女子会メンバーの誰もが都合がつかず、
私だけどうにか時間を無理矢理作って
コンサート本番前日だったけど いざ浅草へ!!

予めネットで調べて、数多くの出展者がいる中、
表参道のペン・ブティック書斎館で今年の春に購入した
在日スイス人 クリスさんの手作り万年筆ブランド「クリスエール」と、
TETZBO(鉄ボー)という、金属でペンを作ってるブランドの
2つに的を絞り、会場に入ってすぐクリスエールのコーナーへ!
しかしすんごい人だらけ!!
こんなにペンや文房具を愛する人がいるのか(@@;!
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クリスさんがいらした!!奥様も営業で立っていらして、
私が持参した「シマシマン(命名:万年筆女子会の大津佐知子さん)」を
お見せしたら、

「どこで購入してくださったんですか!?ありがとうございます!
ペン先の調整をさせていただきます!」


と奥様。
とっても書きやすいので、調整の必要ないだろう、と思いつつ
クリスさんが診て下さり、案の定

「とっても上手に使ってくださってますね、
何も問題ないです!」
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… そして、基盤、ブラックカーボン、チタンで作られている
ボールペンに惚れ込んでしまい、購入(>▽<)!!
私は万年筆ばかり使っており、ボールペンはほぼ使わないけど
見た目がカッコ良かったので是非連れ帰りたくなってしまったのであった。
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↓見る角度によって基盤の表情が違う。
クリスさんの作品はどれも1点物。世界に1本だ。
このメカメカしさがそそる(>▽<)
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↓シマシマン(書斎館で買った万年筆)と並べてみた。
個性的な2本。
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↓ クリスさん、これからも個性的な作品を
楽しみにしております!
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そして、次にTETZBOコーナーへ… と思ったら
透かし紙のコーナーで引っかかった!!www
だって繊細で綺麗だったんだもん…(^^;
爽やかな笑顔の男性店員さんオススメの、3種類の柄のアソート色紙と、
万年筆女子会メンバー達への手土産の付箋などを購入。
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さてさて、アチコチをチラ見程度で済ませて通り過ぎ、
(だって、立ち止まったら1つ1つのコーナーで散財しちゃいそうだったし)
今度こそTETZBOコーナーへ!!

他のお店の店員さん達も集まってきていた。
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人がどいたので、すかさず顔を突っ込んだ瞬間、目が合った!
金色に鈍く輝くゴッツい、男前な物体と!!
なにこれ!?

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なにこれカッコいいいいいい〜〜(>▽<)!!
何かの工具みたい!!万年筆に見えない(>▽<)!!
目が合った瞬間、この万年筆が私に

「おい、そこのアンタ、俺を連れ帰ってくれるよな?な?な?」

と言ってるように思えてしまい、ガッツリ握りしめてジロジロと
眺め回していたら、お店のおじさんが嬉しそうに

「いいところに目をつけてくれたねぇ!!
それ、僕の自信作なんですよ、昨日出来たてのホヤホヤ!
それが完成するまでにすごい苦労したのよ!僕の自信作!!」

と。
このおじさんがコレの作者らしい!

他にもシルバーに輝くよじれたデザインのペンや、
鉛筆の形をした小さなボールペンなど、造形がカッコいいものが
たくさんあったけど、
このゴッツい金色のがどうにも気に入ってしまい、
結構なお値段することがわかっても躊躇せず購入することに決めた!
こういうものは出会いだよね出会い(>▽<)!!
金は天下の回りもの、溜め込んでるだけじゃ回ってこないよね、
使えば正義!!

… などと心の中で独り言を言い、
帰ったらどのインクを入れようか、どのペンケースに入れようか
あれこれ考えた。

このゴッツいブラスの万年筆にも何か呼び名が欲しい。
クリスさんのシマシマ万年筆に「シマシマン」という名前をつけてくれた
大津さんにつけてもらおう!

この万年筆の製作者であるおじさん=高井さんに持ってもらい、
撮影させていただいた。
何と、製作している工場は立川にあるそうな!
遠くないじゃん!!いつか見学に行きたい!!!

高井さんの試行錯誤の末の完成品、
大切にします!
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… というわけで、こういうイベントに行って
手ぶらで帰れるワケがない。w
まんまと戦利品を持ち帰った私でありました。

帰宅して、この金属の万年筆を測ってみたら
60gもあった!!
私が持ってるペンの中でダントツ最重量!w
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私の購買意欲がそそられるペンって、
どうしても男子っぽい。
ようこそ我が家へ(>▽<)!!



今回、クリスさんにしろ高井さんにしろ、
作った人に出会えてお話が出来て

「あ〜〜、この人がコレを作った人なのか!
どんな苦労や試行錯誤があったんだろう?」

と思いを馳せて感激する私みたいなお客さんはもちろん、
作った方々も、自分の作品がその手を離れて
見知らぬ人の手に渡り、大事に使ってもらえており、
その買い手 使い手にこういうイベントで出会えるのって、
同じく感激するんじゃないだろうか?
私が物作りをする職業だったら、自分の作品がどんな人に
買われたか、どんな風に使ってもらえているか、
かなり想像するだろう。
試行錯誤を繰り返してやっと完成した作品にはきっと
思い入れもあるだろう。
クリスさんや高井さんのペンだけでなく、
私の持ってる全てのペンたちを大切に取り扱い、
末長く上手に書き続けよう、と改めて思いました。

ペンにも作り手にも、今回の出会いに感謝!

by mikale | 2018-09-29 23:22 | 万年筆とか文房具とか
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