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ヒンデミット歌曲
博士課程において、私はヒンデミットの歌曲を研究するんですが、
先日のレッスンで初めてヒンデミットの歌曲 まず2曲を先生に聴いて頂きました。
現代音楽には変な跳躍(声に無理がかかりやすい跳躍)が
沢山ある事、そしてそれには直線的な音楽にならない様に
気をつけねばならない  という事を忘れたまま歌っていました。
先生からご指摘を受けて思い出し、改めて現代音楽の難しさを思い知りました。
でもこういうの 好きなんですよね、私。
課題が難しい程 やる気が涌いて来る。

ヒンデミットはジャズを取り入れた作曲家。
その音楽には変拍子、ジャズっぽい和音やリズムが取り入れられており、
ピアノ伴奏と歌を合わせるにもなかなか難しいんですが、
その合わせは とても楽しい過程といえます。

我が 歌のT先生ですが、昨日ヒンデミットの本(私も持ってるドイツ語洋書)を
読まれていました。ドイツに長くおられた先生でさえも
「これ、難しいわね!!読むの大変よね!!」と仰っておられました。
ヒンデミットに関する和訳本は日本には無く、
2年前に私はドイツに行き、書店や
ヒンデミット研究所にわざわざ行って本や資料を集めて来たんですが、
我が先生、弟子である私がヒンデミットを研究するから という事で
自らもヒンデミットの資料をこうして読んでくださっておられました。
なんて優しい先生なんでしょう!!  感激しました!!!(涙)
お手数おかけします 先生!!  m(__)m
今後共、ご期待に応えるべく精進致します!
by mikale | 2005-04-27 22:57 | 音楽のこと | Comments(0)
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