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7/12の本番終了。
何度もコンサートに利用させて頂いている繭蔵さんにての
佳奈ちゃんとの本番、定員50名のところ62名ものお客様に
ご来場頂けました! 
暑い中、皆様ありがとうございました m(__)m

悠木昭宏さんの書き下ろし歌曲3曲、大変好評でした。
8月中に、過去の悠木さん歌曲とも合わせて、
歌曲だけでCDを作ろう、というお話が進みそうです。
論文やら何やらで毎日なんとなく忙しい中、
1つ1つ着実にこなしていきたいと思います。
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by mikale | 2008-07-15 23:20 | 音楽のこと
亡き恩師・吉田文子先生。
私の部屋(寝室)には2年前の吉田文子先生の写真がある。
2年程前、ご自宅にお見舞いを兼ねて遊びに行った時、
私が撮った写真。
カメラを向ける私に吉田先生はベランダのお花の前で

「美人に撮ってよ! 美人に撮れたら遺影にするから!アハハッ!」

といって大笑い。
穏やかに微笑まれた先生の写真が撮れた。
撮ったその日から私の部屋に飾ってある。

毎朝起きると先生の写真が目に入るし、
毎晩寝る前にも目に入る。
私は毎日必ず写真の中の 微笑む先生に笑顔を返す事にしており、
先生亡き今も引き続き それが日課になっている。

先生のお通夜に伺った時、献花時に遺影を見て涙が出た。
ここ半年ほど電話でお声を聞かなかった事、
お見舞いに行かなかった事などが悔やまれた。

でも、コッソリ棺の中のお顔を見させて頂いた時には
涙は出なかった。
毎朝毎晩 自室でお会いしている写真の先生と変わらぬ
穏やかなお顔をしてらしたからかもしれない。

亡くなって3〜4日経っても悲しみは強くなく、
いつでも会える気がしてならなかった。

5日目の夜、大学生のピアノの生徒のレッスンが終わり、
生徒に宿題に出したベートヴェンソナタ『月光』3楽章を
自分でも久々にさらってみようと思い、楽譜を開いた。

そこには吉田先生の筆跡が。

「内声をよく聴き、感じるように!」
「1音1音心を込めて声に出して歌ってみること!」
「1音たりとも無駄な音は無し」

先生はいつも生徒達にメロディーや内声を声に出して歌わせ、
時には指揮をさせながら歌わせ、
または足踏みさせながら歌わせた。
そして歌う度に私に

「アナタ、やっぱり声楽に行きなさいよ!
 いい声してるから絶対声楽の方がいいわよ!!」

と必ず毎回仰った。
ヒネクレた私はそのありがたいお言葉を

「ピアノ科にいても上手じゃないんだから、声楽に行ったら?
 声楽に行けばピアノはそんなに上手じゃなくてもいいし!」

という意味に受け取り、意地になってピアノを練習した。
だから余計に「アナタのピアノには心がこもってない」
と言われたっけ。

私の歌の道に転向する事になったのを一番喜んでくださったのが
この吉田先生だ。 
歌の道に進んで以来、お会いする度に

「アナタ、歌に行ってよかったわよね〜〜!!
 私、自分の事のように嬉しいわよ!!」

と笑顔で背中を叩いてくださった。

楽譜に先生の筆跡を見たとたん、それらの思い出がいっぱい
溢れ出してきて、だ〜〜〜〜〜〜〜〜 …っと涙が流れた。


先生が亡くなってから早10日。
毎朝、「次の本番が成功するよう、今日も練習頑張ります!」
と、自室の先生の写真に語りかけている私。

「頑張らなくて良いのよ、リラックスを心がけなさいよ!
 アナタすぐムキになって突っ走るから。アハハッ!!」

という先生の声が聴こえるような気がする。
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by mikale | 2008-07-08 01:24 | 個人的なこと | Comments(5)